渋谷区宇田川町35-6
下田ビル 2・3F

11:30 〜14:00(日曜のぞく)
17:00 - 23:00 無休
地図はここ


閉店しています




私が大学に入ったばかりのころのことです。
生協食堂のショーケースの中に、小さな手書きの札が立ててありました。

」。「サンプルを食べないでください」。

日替わり定食のサンプルを食べるヤツがいる…。
なんという大学に来てしまったんだろう…と、当時まだ純朴だった私は
大きなショックを受けてしまいました。

なんでこんなことから書き始めたかというと、
この店の階段の前にあるサンプルが
どう見ても本物に見えてしまうからです。

もし本物だとしたら、こんなところに置いて、
食べられてしまわないものかと
ひとごとながら心配になってしまうのです。
サンプルを食べないでください。
という札は必要ないのだろうか、とか。

余談が長くなりました。

この店の名物は、愛媛県の郷土料理である鯛めし。
一般的に鯛めしというと、鯛と米を一緒に炊き込んだ
ものがイメージされますが、愛媛県南予地方の
鯛めしは、鯛の刺身をごはんに乗せたもの。

この店では鯛の表面に熱湯をかけて生臭さを消し、
氷水でしめて身を硬めにしてあるようです。
これを海草などと一緒にごはんの上に乗せ、
卵の黄身が入った醤油ベースのたれをかけて
食べるもの。薬味は青ネギ、ゴマ、海苔がつきます。

たれが濃厚で甘め。すき焼きの割り下のようです。
九州出身の私でもちょっと抵抗がある甘さですから
東日本の塩辛い醤油で育った人には違和感が
あるかもしれません。
しかし、食べ進むうちにこの甘いたれが卵の黄身と
絡み合って、淡白な鯛の味を引き出していくことに
気づきます。

もしこれが辛ければ、鯛の身のほのかな甘さは
殺されてしまうのかもしれません。


一階の階段前に置いてある
本物?のサンプル



鯛の表面は湯引きしてある


煮物と小鉢、味噌汁がついて
1,000円
ランチの鯛めしは、煮物に小鉢、味噌汁がついて1,000円。
量を追求したいひとには物足りないかもしれませんが、
あっさりしておいしいものを適度に食べたい、というひとにはぴったりでしょう。

ランチはこのほか、ふぐ丼、じゃこ汁、麦とろ、刺身、日替わりの計6種類の定食があり、
夜には、ふぐなどのコースがあるようです。


鯛めし定食 刺身定食 ふぐ丼定食 各1,000円
じゃこ汁定食 むぎとろ定食 日替わり定食 各850円
津島会席 3,500円 とらふぐコース(竹) 5,500円


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