横浜市港北区
綱島西 1-1-8

綱島駅駅ビルセンター2階

045-543-2968

11:30〜14:30 
17:30〜22:30 日休
地図はここ


この店は、途中下車してでも行く価値があると思います。

渋谷から東横線の急行で25分の綱島。
かつてこの駅は「綱島温泉」という名前でした。
東京の奥座敷として、かつては温泉旅館がいくつも
立ち並び、にぎわったといいます。

しかしそれは昔のこと。いまはベッドタウンとして
マンションばかりになったこの街で、当時の面影を
残すのは駅近くにある「ラジウム温泉・東京園」だけと
なっています。

そうした歴史を誇る綱島だけあって、駅もまた歴史的。

改札を出て東急ストアに繋がる商店街は、
「駅ビルの先駆け」として昭和38年10月にできたもの。
横浜駅ビルとほぼ同時期で、かつては江田や市が尾
など、まだ鉄道がなかった地域の奥様方が着飾って
訪れるほどの場所だったといいます。

しかしそれから40年。

駅ビルはそのままでも、世の中が変わってしまいました。
とくに2階は「うらぶれた」という表現がぴったりの
雰囲気。まるで新横浜ラーメン博物館です。

しかしそんな中に一軒、とてもおいしい店がありました。
「瀬戸内」という名前は、山口県出身のご主人が
つけたもの。
その瀬戸内海の幸をはじめ、家庭料理ながら
非常においしい料理と酒がたくさんあり、2卓の
小上がりと4席のテーブル、それに8人ほどの
カウンターはたくさんの客でいつも埋めつくされて
います。

おすすめは鮮度の高い刺身。
とくに鯨がよく置いてあり、800円という値段以上の
質のもの。

また、煮ものなども少々甘めなものの、ほかでは
なかなかないコストパフォーマンスです。
酒はあの「百年の孤独」が置いてあるほか、
「中々」「山猫」など実質本位の焼酎も多く、
日本酒では「十四代」も。
こうした貴重な酒があるのはやはり、昔からの
商売ゆえでしょう。

ここはランチも特筆ものです。
日替わりの魚・肉の4、5品のなかからメインを、
さらに4品の小鉢から2つを選んでわずか700円。
都心でないとはいえ、飛び抜けたお得さです。

ランチを食べに通いつめるもよし、おいしい肴と
酒をときどき楽しむもよし、看板娘・さっちゃんの
笑顔を見に行くもよし。

時が忘れていった宝物のような店です。




レトロな雰囲気が満ち満ちる廊下


定番の「野菜の煮物」
かなり甘めだが、かためでおいしい


海老肉団子焼き
海老のすり身と鶏肉の調和がすばらしい


豚バラ軟骨煮込み
癖がなく意外とあっさり


銀ダラ煮
この日のはちょっとうまくいかなかったらしく
焦げぎみ。一方でネギはツンツンしてた



ランチ(メイン1品+小鉢2品) 700円

鯨刺身 800円 野菜の煮込み 600円
海老肉団子焼き 600円 豚バラ軟骨煮込み 800円
ビール 500円 チューハイ類 500円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/setouchi.htm


2005・1 写真追加