新宿区高田馬場4-2-31
03-3366-3631

11:00〜18:00
無休

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とんこつスープにおかかをまぶした味、とでも
言いましょうか。

たしかに、かつて一世を風靡しただけのことはある
異色のスープです。

JR高田馬場駅にふたつある出入口のうち、その存在
すらほとんど知られてない戸山口を出て南に50mほど。
かつてはいつ行っても行列だったこの店も、最近は
12時ちょうどに行ってもすぐ入れるようになりました。

店内は12席ほどのカウンターのみ。
メニューは「豚そば」「つけ豚そば」の二種類が基本で
それぞれ煮卵がついて「豚玉そば」「つけ豚玉そば」に
なります。

特徴は、スープとチャーシュー。

スープは割と濃厚なとんこつスープに、鰹節をベースに
したこれもまたかなり濃厚なダシを合わせたもの。
冒頭で表現したように、まさにおかかの濃厚な味が
そのまま液体になったようなそんなダシが、とんこつと
互角に渡り合っています。
そして食べていくうちに感じるこってりとした甘さは
スープの底に沈むタマネギのみじん切りから醸し
だされているもの。スープでありながらソースのように
感じる味は、このタマネギから来ているものです。
塩分は多くなく、最後まで飲み干せなくはない味です。

一方のチャーシューですが、なんと形がありません。

そもそもこれをチャーシューと呼んでいいのか悩み
ますが、煮込んでいくうちにほろほろと崩れた豚肉を
そのまま乗せた感じで、甘辛い味の肉のかけらと
煮汁が麺にからみついて一緒に口に入っていくような、
そんなスタイルのチャーシューなのです。

麺は、博多ラーメンによく似たストレートの細麺で、
鹹水も少なめ。この細麺に濃厚なスープと煮崩れた
肉がまとわりつくことで渾然一体のうま味が感じられる
ようになっています。

全体に甘味が前面に押し出された感じで、人によっては
違和感を感じるかもしれませんが、たしかにやみつきに
なる人が出るのは理解できる異色のスープ。

これを食べるために高田馬場に途中下車するだけの
価値は間違いなくあると言えるでしょう。




「掛け豚そば」(800円)


金曜日の正午過ぎ。
店内にも何人か立ってはいるが
3、4人でたいした行列ではない



豚そば


煮崩れたチャーシューと細麺


豚玉そば


豚そば…800円 豚玉そば…900円 つけ豚そば…800円 つけ豚玉そば…900円
あえ豚そば…600円 白ごはん…100円


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http://www.totteoki.jp/shibuya/orenosora.htm


2005・11