渋谷区神山町5-7
03-3466-4600

11:30〜15:00 17:00〜20:00
日祝休/土は昼のみ

地図はここ

そばを、氷水を使って冷やす必要があるんだろうか。

この店のせいろを食べた瞬間の感想がこれでした。

渋谷の中心からかなり離れた、NHKの裏側にある
手打ちのそばの店。様々な場所で紹介されていて、
知る人ぞ知る、といった店のひとつです。

そばは、少々太さにムラがあるものの非常に細く、
香りもまずまず。手打ちの特徴がよく出た感じです。
つゆも、みりんからと思われる甘味がちょっとあり、
醤油のとがった感じはなくふくよかさが漂うものです。

これまで食べたなかでは浅草の「並木藪そば」の
つゆが最も辛いものでしたが、こうしたとがった
辛さを競い合うような東京のそばつゆのなかでは
むしろ異色。
関西のだし重視の味覚につながるいいつゆです。

ただ、そば自体は氷水でしめているせいでしょうか、
うまく水が切れず、常にそばの表面に水がまとわり
ついている感じ。

たしかに冷たいそばは気持ちがいいものです。
しかし、そばが完全に冷えきってしまったために
そばの組織が崩れかかっているような、ちょっと
ぼそぼそした食感なのです。
もし普通の水でしめていたら、もうちょっと香りが残り、
ぷるんとした歯ごたえも増したのではないでしょうか。
丁寧に打たれた、とても上質なそばだけにちょっと
だけ残念です。

この店、午後3時まで営業している点もポイント
高いですし、一方でいい酒と肴を揃えているよう
ですから、本領発揮は夜なのかもしれません。

閉店がちょっと早いですが、こんど夜に行ってみようと
思います。


【追記】(2005年12月)
ある方から掲示板で
“鴨汁とせいろを一緒に頼み、鴨汁に蕎麦をつけて
食べるのが絶品”というお話を聞いていたので、
あらためて行ってみました。

「鴨汁」は単体で850円。値上がりしていた「せいろ」と
合わせて1,650円。「鴨汁」は鴨肉が10枚近く入り、
ネギも含めて具だくさん。いいダシがとれています。
しかし率直に言うと、この鴨汁は蕎麦をつけて食べる
というよりもあくまで単体として、これをアテに酒を
飲むのに向いた感じのもの。薄味なのです。
私個人としては、この組み合わせよりは「鴨南蛮」の
方がコストパフォーマンス(価格性能比)などの面からも
おすすめなのではないかと予想しています。




せいろ


天せいろ


天ぷらはちょっと色が濃すぎる感じが







せいろと鴨汁を一緒に頼んでみる
鴨汁は単体としてはなかなかおいしいが
蕎麦をつけて食べるには濃さが不足



せいろ 750円 田舎 800円 天せいろ1800円


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/okumura.htm


2004.8