新宿区荒木町3番地
山崎ビル1F
03-5312-7206

18:00〜24:00
日休 祝日不定休

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「がめ煮」

鶏肉とにんじん、れんこんなどの根菜を炒めてから
醤油ベースのだしで煮るもので、関東では「筑前煮」と
呼ばれますが、このふたつは実は似て非なるもの。
透明なだしにお行儀よく根菜類が盛られる「筑前煮」に
対し、「がめ煮」はその語感どおりぐちゃぐちゃ。
根菜類はくたびれ、だしは煮詰まって混濁してこそ
「がめ煮」なのです。

その甘くこってりとした味わいは博多の人間の味覚の
根底を成し、とくに正月には欠かせない食べ物です。

「博多ダイニング」を名乗るこの店の目玉のひとつが
この「がめ煮」。一回目の3月上旬はまさにコテコテの
「がめ煮」が出てきて感激したのですが、二回目の
今回(2006年5月)、「がめ煮」というより「筑前煮」のほうに
近いものが出てきたのが少し残念だったでしょうか。
しかし、東京の客を相手にする以上、味覚を合わせる
のはしかたのないことかもしれませんが。


丸ノ内線の四谷三丁目駅から歩いて5分ほど。
オフィス街の裏にひっそりと飲食店が寄り添う一角。
朱色の格子をイメージした外観が印象的な店です。


ここの最大の売り物は「博多ひとくち鉄鍋餃子」。
親指ほどの大きさの小さな餃子が一人前で14個。
ぱりっとした皮に柔らかな具が入り、まさに一口サイズ。
あつあつの餃子を頬張りながら飲むビールの幸せは
何物にも代えがたい、そう思わせる餃子です。

小さいぶん量も少なめですので、21個の1.5人前も
用意されていますが、それにしても14個で736円、
21個で1,102円はちょっと高い気はします。
もちろんひとつひとつが手づくりで、東京の地代、
人件費でやっていく苦労はあるのでしょうが。


このほかおいしかったのが、レバーパテ。
地鶏のレバーを練り込んでペースト状にしたものですが
これをパンにつけて食べると止まりません。
塩味や香辛料の味が薄いため、素材の持ち味が
十分に生かされています。これはぜひ食べる価値が
あると言えるでしょう。

焼酎の品揃えは300種類。
グラスのほか、ボトルでの注文ももちろん可能。


料理は博多を中心にうまいものが存分に味わえます。
財布に余裕があって、九州の逸品に浸りたいとき、
また、誰かを非常に喜ばせたいとき、この店は有力な
選択肢となるでしょう。




一回目に食べた「がめ煮」
煮詰まってくたびれた感じがまさに「がめ煮」


民家の格子をイメージした外観


博多ひとくち鉄鍋餃子(1.5人前)


地鶏のレバーパテ
パンのみのお代わりも可



蓮根のはさみ揚げ



博多ひとくち鉄鍋餃子 736円(1人前) 1,102円(1.5人前)
がめ煮 787円 レバーパテ 945円 嬉野の湯豆腐 1,050円
酢モツ 493円 蓮根のはさみ揚げ 630円 呼子のイカの塩辛 420円

焼酎 萬年黒麹 3,990円


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/niwake.htm


2006・5