渋谷区神山町41-1
03-5454-1818

11:30〜14:00
17:30〜22:00 日祝休
地図はここ


なによりも、小鉢の多さがうれしいランチです。

上の写真は鮭のかま焼きを中心にした1,000円の
定食なのですが、小鉢がほうれん草のおひたし、
ひじき煮、たまねぎ・わかめなどのあえもの、めかぶの
実に4品。
これにあさりのうま味がしっかり出たみそ汁があって、
漬物、ごはんが付くのですから非常に健康的でかつ
お得感あふれるものとなっています。

場所は渋谷の北西のはずれ、NHK裏の「魚力」が
ある通りをさらに代々木八幡方面に向かった左。
坂の途中にひっそりと隠れるようにして

店内はゆったり5人がけのカウンターに4・4・2の
テーブルがあり、15人でいっぱいというこじんまりとした
店構え。

ランチの定食は日替わりで2種類あり、基本は魚。
小鉢もまた日替わりで、素材も味付けも違う小鉢が
必ず三種類ついてきます。よくこれだけの種類を
ひとつひとつ丁寧に作っていけるものだと感心する
ほどの小鉢です。

なお、ランチにはプラス400円で刺身を追加できますが
私が頼んでみた日のものは鮪の赤身に鯛の二品。
見た目は派手ではないものの、魚の質の高さと
扱いの良さが感じられるしっかりとした刺身であり、
シソの実や葉、タデの薬味まで添えられていて決して
“おまけ”のレベルではないことはひと目でわかります。
合計で1,400円と、ちょっと決心のいる金額になっては
しまいますが、余裕があったらぜひ追加してみてほしい
一品です。

夜のメニューでは「治部煮(じぶに)」や「いしり鍋」
(季節限定)など、加賀・能登(石川県)の郷土料理が
いくつかあり、ご主人の郷土がこの地方であることが
わかります。

治部煮とは鴨肉などに小麦などの粉をまぶして煮る
料理で、「いしり鍋」は魚醤の一種・いしりを用いて
魚介類を煮るもの。

郷土の味を大切にしていこうという姿勢が素敵ですし、
とはいえ郷土どっぷりではなく、一品一品が洗練され
手間暇かけて作られた料理。

まずはランチを堪能した上で、夜は気心の知れた友と
静かに杯を傾け、細やかな技の料理を楽しむ、という
のがこの店のいい使い方だと思います。

まさに渋谷の喧騒を離れた、大人の隠れ家として
覚えておいてはいかがでしょうか。



日替わりの鮭のかま焼きの定食
たくさんの小鉢がうれしい


小鉢もまた日替わり
ひとつひとつのていねいさに感心する


うなぎの卵とじの日替わり定食
濃いめの味付けながらおいしい



ランチに+400円で付けられる刺身
シソの実やタデもつく立派なもの


喧騒から離れた場所にひっそりとたたずむ
大人の隠れ家になりうる店




【ランチ】 日替わり 1,000円ほか

【コース】 竹 3,675円 松 5,250円 加賀御膳 2,625円 能登御膳 2,100円

刺身(三点盛、五点盛) 1,575円〜2,625円 天ぷら盛合せ 1,260円
ふぐの唐揚げ 945円 いしり鍋 1,050円 冶部煮 840円
オカメサラダ 840円 まぐろのカマ焼き 1,050円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/nakata.htm


2008・7