渋谷区宇田川町17−2
神工ビルB1F
03-3463-0442

17:00〜23:00
無休
地図はここ

この店は、夜よりも昼に行くほうがおすすめです。

ランチタイムが安いから、というのではありません。
たしかに、ランチの「ちゃんぽん」も「皿うどん」も
700円と、夜の1,050円よりも安いのは事実です。

しかし、それ以上に接客がちょっと、という部分が
夜に目立ってしまうのです。

この店に最初に入ったのは夜10時前だったでしょうか。
以前から話に聞いていたこの店の「皿うどん」を食べて
みようと思い、他の店でちょっと飲んだあとに入って
みたのです。

注文したのは米焼酎「鳥飼」のロックと「宮崎地鶏の
串焼き」と「皿うどん」。店の終わりごろに来た一人客と
しては決して少ない量ではなかったはずです。

しかし、注文する前からしきりに中国系の女性店員が
「これ、もうラストオーダーなんですがいかがですか?」
と、しつこく勧めてきたのが「鉄鍋餃子」。
名物だというのですが、さすがに餃子20個1,000円を
ひとりで食べる気にはなりません。

断ると、次は店長と呼ばれている男性がふたたび
しきりに「鉄鍋餃子」を、さらに「九州盛り合わせ」という
辛子明太子・辛子れんこん・さつまあげ・あご(飛び魚)・
がめ煮(筑前煮)・大川ちくわの5品が乗った1,900円の
大皿まで勧めてきます。

たしかに、渋谷でやっていくのは大変でしょう。
客単価を少しでも上げたくなる気持ちはわかります。
しかし、だからといって最初から無理そうな客に
何回も注文を勧めるのはかえって客に不快感を
与えるだけになってしまいそうです。


とはいえ、皿うどんは素晴らしいものでした。

ドロドロに包み込んだようなあんをかけるのではなく、
軽くとろみをつけて炒めた野菜は彩りのバランスもよく
さっぱりとした薄味。ピンク色のかまぼこも欠かさず、
中の細い揚げ麺のパリパリ感もきちっとでていて、
本場の皿うどんが食べられます。

一方、日替わりメニューでホワイトボードに出ていた
「日向地鶏串焼」は長い串に大きめの肉の塊が3つ。
塩コショウであっさりと味付けられていてなかなかの
味でしたが、たしかこのメニュー、530円だったような
気がします。もしそうだとするとコストパフォーマンス
(価格性能比)では判断が難しいような気がします。


そして、昼のちゃんぽんもなかなかのものでした。

まず、スープがきれいな白濁スープで、ギトギトの
イメージからかけ離れたあっさりした味。脂よりも、
コラーゲンがたっぷり入った感じのスープです。
また、野菜もキャベツを中心にバランスよく揃えてあり、
見た目も鮮やか。炒めたというより軽く煮込んだ感じの
食感で、かといってトンコツスープの脂分を吸い込んだ
感じでもありません。肉もイカもちゃんと入っていて、
700円以上の価値を感じます。


雑居ビルの地下一階ということで入りにくい雰囲気を
持つ店ですが、ランチか、夜の団体ならばなかなかの
オススメと言えるでしょう。

そうそう、この店のランチの食券はなかなかの見もの。
硬券、いわゆる昔の国鉄の切符のような厚い紙で
できたもので、裏には通し番号まで振ってあります。
いまどきなかなか見られないこんなものをわざわざ作る
理由を、一度聞いてみたいものです。

とにかく、最初に書いたようにまずはランチタイムに
行くのがおすすめ。気に入ったらこんどは仲間と
一緒に夜、飲みに行くのがいいでしょう。





ビルの角から階段を降りていく


皿うどん
彩りもよく、さっぱりとしておいしい


日向地鶏串焼
これで530円だったような…。



午後1時過ぎの店内


ちゃんぽんも彩りがよく全体にあっさり



ランチの食券は昔の切符みたいな硬券
いまどきなかなか見られないシロモノ



【ランチ】 ちゃんぽん 700円 皿うどん 700円 高菜ごはんセット +150円

鉄鍋餃子(20個)1,000円 九州盛り合わせ 1,900円 辛しれんこん 600円
さつま揚げ 700円 がめ煮(筑前煮) 750円 きびなご刺身 900円 おきうと 500円
ちゃんぽん 1,050円 皿うどん 1,050円 牛もつ鍋 1,500円



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2006・2