【閉店しています】
渋谷区松濤1-28-11
高田ビル1F
03-

11:00〜23:00
無休
地図はここ

【閉店しています】


犬じゃないんだから…。


いわゆる「カフェめし」を見るたびにそう思います。

おかずもごはんもサラダもひとつの皿にてんこ盛り。
ソースもドレッシングもぐちゃぐちゃに混ざって
味もクソもないようなシロモノを、猫背になって
モソモソ食う連中の姿は「みっともない」の一言だと
ずっと思っていました。

しかし一方で、カフェ独特のゆるやかな雰囲気は
時間にゆとりがあるときの場としてはいいもの。

この店は、そのカフェのゆるやかな時間と雰囲気を
持ちながら、しっかりとした和食を味わえる店として
なかなか使い勝手がありそうな店です。


文化村通りの突き当たり、東急百貨店本店の角を
左に折れて5分ほど。心理的には渋谷からはずれた
感じの路地にあります。

広いコンクリート打ちっぱなしの空間に大きな窓。
6人がけのテーブル5卓を中心に40人ほどのキャパを
持った明るい店内。


ランチは日替わり中心で、魚を中心におかずが3品、
それにサラダと味噌汁、ごはんがつくオーソドックスな
定食スタイル。

なかでも刺身の質が高いのには驚きます。
一方で、もう一品の魚の蒲焼きの類が、よく言えば
万人受けのする味、悪く言えば「缶詰のような味」と
いったらわかりやすいでしょうか。
三品目のフライ類はカキの場合は揚げすぎず、中が
柔らかくていい感じでした。

手堅くまとめられた、そんな感じの定食です。

しかし、味噌汁がぬるいのが最大の難点。

二度行って、しかも二度目は連れのもぬるかったの
ですからこの温度は確信犯なのでしょう。

私自身、猫舌な方ですから味噌汁はいつも適度に
冷めてから飲みます。ですので、この店の味噌汁の
温度は本来、許容範囲のはずなのです。

しかし最初からぬるいのは「心」が許せないというか、
感情的に受け入れられないことに気づきました。

つまり、 最初に熱々の味噌汁をひと口だけすすり、
「あちっ。」と言う“儀式”がないと食事が始まらない
ということに気づいたのです。
そのことに気づかせてくれた点で、この店のぬるい
味噌汁には感謝をしなければならないでしょうが。


最後になりましたが、この店はデザイナー・田中恒子
さんの関連の店で、器はすべて彼女のものを使って
います。
そのため正直、いわゆる器代が100円から150円は
入っている感じの価格設定ではありますが、それでも
しっかりした和定食とゆったりした空間は、渋谷に
あっては得難いもの。
ゆとりの時間を求めて行ってみてはいかがでしょうか。




いわゆる「カフェめし」とは違う
しっかりとした和定食スタイル。
この日はメダイ、サンマ炙り焼き、カキフライ



広めの空間に大きな窓で明るい店内


酢豚とエビフライと妙なソースのネギトロ。
やはり味噌汁はぬるい



ワラサ刺身、サンマ蒲焼き、カキフライ


東急本店の裏の路地にある


こんな洒落た店なのに片隅には神棚が。
日本人の生活の一部にある“祈り”を見る




【ランチ】 日替わり(2種) 1,000円 亘's丼 800円 ほか 丼など750円〜

エビス生 グラス 530円 ピッチャー 2,630円
自家製チーズ 600円 亘's style おまかせサラダ 950円
地魚カルパッチョ 1,500円 ベトナム風エビ入り水餃子 900円
ローストチキンゴルゴンゾーラソースごはん 900円 ウニ温玉めし 950円
RISE SET 2,700円 たきめしセット 3,200円 MORIMORI SET 3,700円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/kou.htm


2007・1