渋谷区富ケ谷1-3-10
03-3466-1576

10:00〜21:00 木休
地図はここ



夢にも大盛りを頼もうなどと思わないでください。

それは、この店を代表するメニュー、
「ウニとイカのスパゲッティ」のこと。

塩ウニをバターと生クリーム、卵黄でといたと思われる
ソースをスパゲッティにからめ、イカを加えたもの。
その濃厚なウニの風味はウニ好きにはたまりません。

しかしこの一品、あまりにシンプル、あまりにも濃厚。

私なんか、普通盛りを3分の1食べてため息が出て、
2分の1超えて後悔し、3分の2ではこのまま残して
帰ろうかと真剣に思ったほど。すべてがウニに覆われ、
単調かつ重すぎる味に感じられてしまうのです。

おいしくないわけではない。むしろすごくおいしい。
ただ、このメニューだけは複数で分け合って食べる
ことを強くお勧めします。


店は小田急線代々木八幡駅、千代田線代々木公園
駅からともにすぐの場所。周囲は活気ある商店街で
飲食店も「せきぐち亭」「かぶら」、少し離れて「やしま」
など、かなり高い水準の店が集まっている場所です。
またそのほかの飲食店でも午後3時までランチタイムを
やっている店がいくつもあったりして、いろいろと使い
勝手のいいエリアとなっています。

そしてこの店はこのエリアでもトップクラスの人気を
誇る老舗として知られてきました。とくに週末となると
店の前には長い行列ができてしまいます。

人気の秘密は、幅広い味のバリエーション。
ホワイトソースやトマトソースに加え、醤油、さらに
醤油&バターといった和のテイストも揃え、素材も
また我々日本人になじみの深い椎茸やウニ、さらに
納豆までアレンジして提供してきたのです。

冬限定ですが、ここの「牡蠣の唐辛子トマトソース」は
ぜひ食べてみてください。ぴりっと辛くて濃厚なトマト
ソースと牡蠣の相性が抜群で、私だったらこれを毎回
食べ続けてもいいと思っています。お勧めです。


かつてスパゲッティと言えばナポリタンやミートソース
くらいしかなかった時代がありました。
それがいまは高級店では本場イタリアの味そのままで
当然、というところまで来ています。

この店はそのふたつの時代の間に立ち、イタリア料理
普及への橋渡しを演じてきたのかもしれません。
いまはチェーン店である「五右衛門」(渋谷が第一号店)
「ピエトロ」などとともに、和のテイストをも取り入れる
ことで、日本人にパスタというものを馴染ませてきたの
です。

もちろんだからといってここの料理が古臭いわけでも
進化していないわけでもありません。
「ニッポンの洋食」ならぬ「ニッポンのスパゲッティ」を
一度食べてみてください。



ウニとイカのスパゲッティの普通盛り
量は他の店より少し多い程度だが…


すべてがウニの味に覆われてしまい
一人前を平らげるのはかなり大変



活気ある商店街の
真ん中あたりに位置する


牡蠣の唐辛子トマトソーススパゲッティ


アサリとシイタケのスパゲッティ


単品のサラダ
ドレッシングに時代を感じさせる



イカとウニのスパゲッティ 1,260円
アサリとシイタケのスパゲッティ 1,312円
ハマグリとほうれん草のスパゲッティ 1,470円




このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/hashiya.htm


2008・9