渋谷区松濤2-14-5 1F
03-5453-7886

11:30〜14:30
17:30〜24:00
日祝休
地図はここ


「八角」という店名の由来は、中国料理の香辛料
(スターアニス)かと思ったら、北海道の魚とのこと。

かつては大衆魚だったのに、いまでは珍しい高級魚
なんだそうです。北海道には仕事含めて20回くらい
行っている私でも食べたことがない魚です。

この店はその「八角」の名の通り、北海道の魚介を
中心にした和食の店で、まだ新しくきれいです。

場所は、東急本店の角を左に折れて山手通りに
向かってなだらかに登っていく細い道路。
この道路、用地買収が難航し、もしかしたらこのまま
開通しないんじゃないかとさえ思っていたのですが、
ここにきて“抵抗勢力”の建物が残り2軒になり、
ようやく開通のメドが立ったようです。

その道路に面したマンションの一階。
カウンターが10席ほどで大きめのテーブルが1卓と、
けっして大きな店ではありませんが、店のきれいさも
あるのでしょう、この店のランチタイムは女性客が多く、
けっこうにぎわいます。メニューのほとんどが魚料理
というのに意外な感じがします。


ランチのメニューは、基本的に日替わり。
メインに小鉢3品とごはん、味噌汁、漬物が基本構成。
それに食後のデザートが付きます。

「かつおたたき定食」は、だしが少し辛めなのですが
ネギやニンニクのスライスなどがふんだんに盛りつけ
られていて全体にさっぱりとした味付け。
量はけっして多くはないのですが、小鉢が充実して
いることもあり、じゅうぶんに満足できる内容です。

「さば味噌煮定食」はサバが小さいものの半身が
まるごと。味付けも少し甘めでおだやかな感じ。

「つぼ鯛焼き定食」もじっくり時間をかけて焼かれて
いて、身から出た脂が焼けて表面はカリカリ、中は
しっとりという絶妙の焼き加減でした。

「肉豆腐定食」は豚肉というのが意外でした。
肉じゃがの場合は東日本が豚肉、西日本は牛肉と
明確に違いがあるのですが、肉豆腐については
全国的に牛肉がスタンダードだと思っていたので。
しかし実際に食べてみるとあっさりした味付けで
ごはんとの相性はなかなか。こういうのもありだな、
とうなずかせるだけのものでした。

小鉢も、写真を見てもらえればわかるように、冷奴を
除いては手間がかかったものが多く、味噌汁の具も
日替わり。ランチとはいえ、手抜きのなさが人気の
理由なのでしょう。


ランチメニューというものは、やはり当然のことながら
おいしそうなメニューからなくなっていきますが、この
店ではその傾向が強い印象です。

しかも店頭のホワイトボードに書かれたメニューは
売り切れても消されませんから、店内に入ってから
「実は一種類しか残っていないんです」と言われて
しぶしぶそれを頼んでいる人もいました。

ですので、この店はとくに早めに行くのをお勧めします。


ひとつだけ気になったのは、店内に流れるBGMが
けっこうな大音量の洋楽で、しかも店の奥のラジカセ
から流れているので音質が荒く、少々耳障りなこと。
ささいなことですが、改善されればもう少し居心地が
良くなるでしょう。


ランチでこれだけのしっかりしたものを出すのですから、
当然夜もかなり期待できそうです。




新しくてきれいな店


かつおたたき定食


少し辛めのだしが印象的


さば味噌煮定食
小さいけれども半身まるごと


つぼ鯛焼き定食


ランチの肉豆腐定食



肉豆腐定食の日のデザート



【ランチ】 さば味噌煮定食 950円 つぼ鯛焼き定食 850円 赤魚塩焼き定食 950円
アジフライ定食 850円 とんかつ定食 1,100円 など

八角コース 5,000円 おまかせコース 3,500円
本日の刺身盛合せ 2,000円より 八角の塩焼き 時価 キンキ塩焼き 3,500円
烏賊の丸干し 500円 ハタハタ一夜干し 800円 手造り銀鱈味噌粕漬け 900円 うるめ鰯 550円
旬野菜の煮びたし 650円 きんぴら 650円 イクラ丼(季節限定) 1,300円 海鮮丼 1,500円



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http://www.totteoki.jp/shibuya/hakkaku.htm


2006・9