渋谷とっておき!!ホーム 渋谷区
宇田川町36-16

03-3496-3980

11:00〜24:00
(スープ無くなり次第終了)
無休

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ついこないだまで立ち食い寿司だった場所に、
「博多食堂」というラーメン店ができました。

気になりつつも得体のしれない店のため、躊躇して
いましたが、勇気を振り絞って食べることに。

するとけっこうおいしいのです。
まろやかでコクがあり、うま味たっぷり。
ちょっとだけ塩が多いかな。

ふと丼を見ると「濃麻呂」の文字が浮かび上がって
います。

ここって、二子玉の店と関係があるんですか?

そう聞くと、主人らしきおじさんは厨房のお兄さんを
指差し「実は関係がありまして、ラーメン作りに毎日、
この人に来てもらってるんです」と。そのお兄さんは
「実は私は濃麻呂からきてるんです」と照れ笑い。

それ以上突っ込んでないので詳しい事情はもうひとつ
わかりませんでしたが、とにかく福岡に本店を置き、
東京・二子玉川の店も本格博多ラーメンで有名な
「博多濃麻呂(こくまろ)」が、渋谷でも味わえるように
なったことは朗報です。


ここ数年、東京では急速に「とんこつ離れ」が進んで
いますが、これは“行き過ぎたギトギト感”が原因。

東京で生き残るためには、とにかく印象を残さねばと
ばかりに脂でギトギトにし、辛さや塩辛さなどを強め
インパクトだけを追い求めるような味を作りあげました。
それが飽きられてしまったのでしょう。

しかし本来の博多ラーメンはもっとあっさりしたもの。
「博多濃麻呂」はその正常進化として受け止められ、
二子玉川の店は福岡出身の人間に高く評価されて
います。

その店の味が渋谷でも味わえるようになったことを
喜ばずにはいられません。

店内のお品書きには「つけ麺 拒否」とあり、頼もしく
感じます。昨今のつけ麺ブームは単なる麺の量が
いかに多いか、トッピングがいかに高く積み上げられ
ているようにしか見えません。味よりも量を求める
下品な食べ物に成り下がりつつある気がします。
こうしたなかで、はっきりと「拒否」を打ち出す潔さには
好感が持てます。

なおこの店はラーメンだけでなく、博多の郷土料理も
充実しています。その代表格が「がめ煮」。北部九州
以外の地域では「筑前煮」と呼ばれる根菜類の煮物
ですが、独特の甘さが九州人にとっては思い出の味。

まだそんなに数は出ないようですので、作り置きを
温める形になりますが、よく味が染みてほろほろと
崩れそうな煮込み具合もまたなつかしいものです。

そのほか豚バラ肉の串焼き(九州ではこれも“焼鳥”
と言いますが)など、酒の肴には困りません。

おいしい博多ラーメンのほかにも、リーズナブルな
九州の郷土料理を肴に酒を酌み交わすのも一興。

ぜひ一度足を運んでほしいオススメの店です。



シンプルな博多ラーメンが売り


先日まで立ち食いの寿司屋だった場所に
そのまま登場した謎の店


丼のふちには「濃麻呂」の文字
二子玉川の店との繋がりがここでわかる


麺は博多ラーメンの王道
極細ストレート麺


「つけ麺 拒否」のお品書きが
燦然と輝く


福岡出身者のソウルフードのひとつ
「がめ煮」(筑前煮)もあって嬉しい





ラーメン 600円 ネギラーメン 750円 チャーシューメン 850円 替え玉 150円 半替え玉 100円

がめ煮 500円


このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/hakata.htm


2013・11