渋谷区渋谷2-19-21
TSMビルB1F
03-3400-2500

11:30〜13:30
17:30〜23:15(土〜23:00)
日祝休
地図はここ


ぎょっさんてい、と読みます。
「ぎょっさん」とは、たくさんを意味する宮崎の言葉。
その言葉に山海の食材を意味する漢字をあて、
宮崎料理店の名前にしたセンスはなかなかのもの。

しかし宮崎料理って一般的にはほとんど知られて
ないにもかかわず、渋谷ではけっこうメジャー。
この「魚山亭」のほか「おじゃったもんせ」
「たもいやんせ」もあり、各店個性を競っていますが
どうもルーツが一緒のような“匂い”もします。


宮崎料理といえばやはり「チキン南蛮」と「冷汁」。
しかしチキン南蛮は意外に知っている人が少ないので
あらためて説明しておきますと、揚げたての鶏肉を
甘酢にひたし、タルタルソースをたっぷりとかけたもの。

かつて、宮崎市内にある“チキン南蛮発祥の店”
「おぐら本店」にも足を運んだことがありますが、
大きめのチキンを覆いつくしてさらにこぼれ落ちた
ようなタルタルソースに圧倒された記憶があります。

それに対しこの店のランチ「ちきん南蛮定食」の
タルタルは細かい具がたくさん入っていてカラフル。
一方で甘酢は、店の個性なのかそれとも東京人の
味覚に合わせたのかはわかりませんが、少し甘さ
控えめ・酸味強め、という感じ。でもあっさりしていて
むしろ都会的で好感がもてます。

一方、「魚山亭定食」は、いわしの梅干し煮と野菜の
煮物を中心にした和定食。いわしは型崩れすることなく
上手に煮込まれていますが、塩味がちょっと強め。
一方で野菜の煮物はあっさりで、博多のいわゆる
がめ煮(筑前煮)を期待すると少々拍子抜けしますが
これはこれでなかなかおいしく仕上がっています。

両者とも品数も多く、手の込んだ料理ですから、
1,000円という価格でもお得感は高いと言えるでしょう。

ただ、ひとつ気になったのは、あさりの味噌汁。
大きめの粒が3つ入っているのですが、あさりのだしが
ほとんど出てないなぁ、と思っていたら、やはり別に
ゆでたアサリをお碗に入れてから汁を注ぐスタイル。

「魚力」の味噌汁ほどの味とサービスは求めませんが
もうちょっとダシを効かせてほしい気はします。

とはいえ、そのほかの文句はありません。
この感じですと、夜もまた非常に期待できる店である
ことは間違いないでしょう。


あ、店内で飼っているスズムシ、
もうちょっと数を減らしていただければ…。





大きな看板の横から地下にもぐっていく



ちきん南蛮定食(ランチ)
なすの揚げびたしと漬物・海苔が付く



魚山亭定食(ランチ)
別の日のものだが付け合わせは同じ




渋谷駅から宮益坂を登ってくると
こういうふうに見える


【ランチ】 ちきん南蛮定食 1,000円 冷汁定食 1,200円 魚山亭定食 1,000円

ちきん南蛮 950円 地鶏のタタキ 950円 黒豚の角煮 1,050円
冷汁 750円 自家製がんもの揚げだし 800円 日の出南京(2人前) 2,500円〜
ひむか膳「月」5,300円 ひむか膳「花」7,400円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/gyossantei.htm


2005・8