渋谷とっておき!!ホーム 豊島区高田3-11-19
ヴィラ・オート・ヴァーグ1F
閉店しています

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閉店しています

ラーメン屋しかない街、高田馬場に今年(2008年)春に
オープンした、ごはんのおいしさを売りにする店です。

産地を限定し、水にもこだわって提供するごはんは
粒の立ったしゃきっとしたもの。もう少しふわっとした
香りがあれば完璧ですが、ランチタイムはまとめて
炊くのですからそこまで贅沢は言えないでしょう。

夜ならば、単品という形になりますがひとつひとつ
土鍋で炊いたもの(2〜3人前で750円)を提供して
くれますので、本当においしいごはんを、というので
あればそちらを試してみるのがいいでしょう。

ランチに二回訪れてみたのですが、おかずはまさに
家庭料理そのまま。

たとえば「母さんのハンバーグ定食(ケチャソース)」の
ハンバーグは粗いみじん切りの玉ねぎが多めに
入っていてふんわり。香辛料はごく控えめでいかにも
ごはんと合うように作ったという感じ。
上にかかるソースは、ハンバーグを焼いたあとの
フライパンにケチャップとソースを入れ、残った肉汁と
合わせたもの。ケチャソースなんて書いてあるので
バリ島かなんかのエスニック風味のソースかと思って
いましたがちょっと肩すかしを食らった気分です。

しかし母親の味というだけあって、ほっとする味。
プロの技ではない、日々の繰り返しが作り上げたその
味は、客に緊張をまったく強いることのないもの。
日常づかいには非常にいいメニューとなっています。


また、塩鯖が半身でどーんと出てくる「文化サバの
炭火焼き定食」は大きさは中ぐらいで驚くほどでは
ないのですが、やはり半身は切り身よりも食べ応えが
あって満足感あり。

そのほか「根菜どっさりコロッケ定食」ではアツアツの
コロッケにほくほくのレンコンなどがゴロゴロと入って
いて食感も楽しいもの。
ただ、油がまとわりついているような感じがあり、
ヌタヌタというかベタベタした食感だったのは残念。
揚げたあとに油をきちんと切らなかったのか、それとも
油の温度が低かったのかはわかりませんが、具材が
よかっただけにもったいなかった気がします。


全体に家庭料理の良さが前面に打ち出されていて
とってもいい店だと思うのですが、ただひとつ、小鉢の
ひじきの煮物、白菜ときゅうりの漬物、さらに拍子木に
切られた大根のみそ汁は、2回行って2回ともまったく
同じものが出てきました。3点とも同じというのは偶然と
言うにはあんまりなので、たぶん毎日同じものを出して
いるのでしょう。こういったところも家庭料理らしく毎日
違ったものが出てくると、リピートの頻度も上がるの
ではないかと思います。


場所は高田馬場駅早稲田口を出て東のロータリーを
越え、閉店したコージーコーナーわきの細い路地を
下って行った先。店先に白い壁が中庭を作り、ちょっと
入りにくい店構えですが、店内は竹などをしつらえた
落ち着いた和の雰囲気。ゆったりしたレイアウトが
なされていてけっこうくつろげます。

客層としては女性がかなり多く、おばさまがたのランチ
に店の半分が占領されていていることもありますが、
店がゆったりしていることもありそうした集団がいても
そう気になることがありません。

しかし冒頭にも書いた、このラーメン屋しかない街で
この店がほんとうに根付いてやっていけるのか。
「フクラ屋」の例もありますから、少し気になるところ
ではありますが、“食の多様性”を守るためにも
頑張ってほしいものです。

そうそう、ランチに付けられるデザートはボリュームも
あってちょっと手の込んだもの。とても100円とは思え
ないお得感満点のものですから、甘いものが好きなら
ぜひ付けてみてください。


母さんのハンバーグ定食(ケチャソース)
まさに家庭料理の王道の雰囲気



自慢のごはんはひとつひとつの
粒が立っていておいしい


ケチャップを肉汁を合わせた
ケチャソース


半身がどーんと出てきた
「文化サバの炭火焼き定食」


根菜どっさりコロッケ
油がよく切れてなかったのは残念


二回行ってまったく同じものが出てきた
小鉢と漬物(味噌汁も)


店外は白と黒を基調に
店内は木を使った和の雰囲気




【ランチ】 本日のランチ 1,000円 玄 手しおごはん定食 1,200円 文化サバの炭火焼き定食 1,000円
縞ホッケの炭火焼き定食 1,000円 なすと鶏からあげの煮びたし定食 1,000円
鶏のからあげ葱ソース定食 950円 根野菜のそぼろあんかけ定食 1,000円 
母さんのハンバーグ定食(ケチャソース) 1,200円 根菜どっさりコロッケ定食 950円
オロシとんかつ定食 1,100円 本日の煮魚定食 1,200円




このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/gen.htm


2008・10