渋谷とっておき!!ホーム 小笠原村父島字東町
04998-2-3027

11:30〜13:30(入出港日)
18:00〜24:00
おがさわら丸出港翌日 休

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小笠原諸島の英語名はBonin Islands(ボニンアイランド)

これは江戸時代、日本でこの島を無人島を意味する
「ぶにんじま」という名で呼んでおり、この名が欧米に
伝わってボニンアイランドと呼ばれるようになったと
言われています。

敗戦後から22年間の米軍統治下でもこちらの名称が
使われたこともあって、今でも英語圏ではBonin Islands
の方が一般的だといいます。

そのBoninをもじってボニーナと名付けられたこの店。
棚一面に並べられた豊富な酒の品揃えは、この店の
主人がかつて本土で酒の卸で働いていたからこそ。
テラス席もあってけっこうくつろげる雰囲気の店です。

食べたのはポキ丼。ポキとはハワイの言葉で刺身で、
簡単に言えば海鮮丼なのですが、通常のポキ丼は
マグロだのアボガドが乗るこってりとしたものに対し
小笠原のこの店のポキ丼はハタの仲間と思われる
島の魚。ごま油と醤油でうまく味付けしてあり、敷き
つめられた海藻類との相性もよくあっさりとしたいい
丼物に仕上がっていました。

ところでこのポキ丼に散りばめられている青ネギ。
これは「博多万能ネギ」のようです。

というのも父島のスーパーで見かける青ネギは
「博多万能ねぎ」の一種類のみ。JALのマークを
誇らしげにつけた博多万能ねぎは、それまでの
「青ネギ=西日本 白ネギ=東日本」という勢力分布を
崩し、青ネギの全国制覇の先駆けとなったネギですが
東京から南に1000キロの絶海の孤島・小笠原にまで
その勢力が及んでいるとは驚きました。

なぜなら小笠原に来るには東京・竹芝桟橋から船に
乗り、25時間半ものあいだ太平洋の荒波に揺られ
なければなりません。空路がないため、ほとんど
すべての生活物資もまたこの船(おがさわら丸)で
運ばれています。

このネギは羽田までわざわざ飛行機でやってきてから
太田市場を経由してさらに船に乗り、25時間半もの
船旅をしてやっと父島の小さなスーパーにたどり着いた
のでしょう。ほんとご苦労さまです。

ともあれ野菜の流通網が日本全国津々浦々、こんな
絶海の孤島にいたるまで毛細血管のように張りめぐら
されていることを、我が故郷のネギで知ることができ
あらためて驚いてしまいました。


テラス席では真っ青な二見湾を眺めながら、吹く風の
心地よさに身を委ねられるこの店。

私自身はランチに一回しか行ったことはありませんが、
あっさりとした上品な味付けからしても他の料理も
そう間違いはないはずです。

ふと時間を持てあまし、人恋しくなったときにはぜひ
この店に寄ってみてはいかがでしょうか。


ポキ丼


かつて「無人島(ぶにんしま)」と呼ばれた
絶海の孤島の夕陽
最初に住んだ人々はどんな想いで
この夕陽を見つめたのか



ポキ丼(海鮮丼)の中身
島の魚はハタの仲間か


スーパーに売っていた博多万能ねぎ
東京から南に1000キロの絶海の孤島に
まさか博多万能ねぎがあろうとは


おがさわら丸入港前日のスーパー
ほとんどの食材が売り切れすっからかん


テラス席は道路をはさんで
二見湾の青い海を眺められる




【ランチ】 ポキ丼セット 1,000円 島唐辛子入りチキンカレーセット 1,000
豚のしょうが焼き定食 900円 カルビ丼セット 950円
エビピラフ 800円 キムチピラフ 800円 メキシカンピラフ 900円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/bonina.htm


2008・9