渋谷とっておき!!ホーム 渋谷区
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10:30〜27:00
無休

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あの一世を風靡した「くじら軒」を超えたのではないか。

久々に、好みのど真ん中にきたラーメンです。

お勧めは「ゆず塩麺」。
ほんのりと香る柚子の香りが、鶏をベースにした
スープを邪魔することなく絶妙な塩梅で配されて
います。

以前、高田馬場の有名店で柚子の入ったラーメンを
食べたことがありますが、このときは柚子の香りが
あまりにも強すぎてラーメン全体のバランスを壊し、
とても食べられたものではありませんでしたから、
柚子というものは非常に扱いが難しいのでしょう。

また、麺も博多のような細いストレート麺でありながら
腰が強く、小麦の味も生きたもの。粉っぽさはなく、
歯にしっかりとぐぐっと反応するおいしい麺です。


場所は、原宿駅の竹下口から北に歩くこと5分ほど。
皇族専用の白いホームに入っていく路地に進まず
道なりに曲がったところに白い壁の店があります。

しかし常々思うのですが、原宿駅の最大の特徴は
自動券売機で切符を買う人々の列が長いこと。

つまりいまだにスイカもパスモも持っていない、ふだん
鉄道とはまったく縁のない暮らしをしている人々が
この原宿駅で乗り降りしているということです。

しかしこの店は竹下通りから離れていることもあり、
客層はわりと高め。女性客も多く、この街に住むか
勤めているひとの比率が高い気がします。

まあ、よくこの店を「ラーメン屋らしからぬオシャレさ」
などと評しているのを見ますが、外装が白一色で
開口部が広いのはともかくとして、店内はカウンター
のみで簡潔そのもの。どの年代にとってもとくに
入りにくさはありません。


具は味付け玉子とチャーシュー、水菜、海苔が基本。
味付け玉子はしっかり味がついていながら塩辛さが
さほどなくおいしく、チャーシューもバラ肉を巻いた
もので厚みがあり、炙って提供されます。

水菜が入ることについては賛否が分かれると思い
ますが、スープを汚さないという点ではいいかと。
海苔はもう好みとしか言いようがありません。

アクセントとなっているのは揚げたオニオンらしき
もの。「くじら軒」の場合はポテトチップスらしきものが
味のアクセントになっていましたが、それより上品で
スープを汚す感じがありません。これも味において
大きなポイントを占めているようです。

「ゆず塩麺」のほか「ゆず醤油麺」「海老塩麺」も
食べてみましたが「ゆず醤油麺」は少々しょっぱく
「海老塩麺」は桜エビを使ったタレがいまひとついい
方向に効いているようには思えませんでした。

スープは「淡麗」と「まろ味」から選べますが、油で
表面を覆ってしまう「まろ味」よりも、まずは「淡麗」の
「ゆず塩」でこの店の実力を知ることをお勧めします。


スープやチャーシューなど主要食材は、本店である
厚木の「ZUND-BAR」でまとめて作ったものを冷凍で
持ってきて解凍し提供しているようですが、まあ店が
狭く賃料も高いでしょうからそれはしかたないこと。

とにかく「くじら軒」を超えたのではないかと思うほど
洗練された柔らかな塩味の一杯を、都心の原宿で
味分けることに感謝したいと思います。

ぜひ一度足を運んでほしい一軒です。



「ゆず塩麺」(850円)
柚子の香りと柔らかな塩味のスープの
塩梅が絶妙


麺は博多ラーメンほどの細いストレート
噛みごたえがあり小麦の味もある


外観は白一色にまとめられ開口部も広く
いわゆるラーメン屋らしくはない


簡潔な店内
椅子はボロボロになっていたが
後日しっかりと補修されてきれいに


「ゆず醤油麺」(850円)
見た目は塩とまったく同じ
ちょっとしょっぱく感じられた


「海老塩麺」(960円)
桜海老のタレが乗るが
値段ほどの効果を感じられない


「肉ごはん」(400円)
角切りにされた豚バラ肉はおいしいが
茶わんで400円は高くはないか





ゆず塩麺 850円 塩らーめん 850円 ゆず醤油麺 850円
醤油らーめん 750円 海老塩麺 960円

肉ごはん 400円 炙りコロチャーシュー飯 460円 タレごはん 230円 ごはん 150円



このページのURL:
http://www.totteoki.jp/shibuya/afuri.htm


2012・6